雨量計の設置条件は合っていますか

雨量計の設置条件は、平らな場所というだけではなく、邪魔になるものがない、余計は水が入らないという点が、大切な条件となります。邪魔なものがないという点については、雨量計の半径1mに、できれば3mの範囲に建物が無い場所を選ぶこと、これは屋上での注意点として記されています。同じように木の根元に置かないという点も挙げられます。木の頂点や壁から45度離れた場所に置くという注意点もあります。人間の体感として樹の陰、建物の真横を歩いていても雨を凌いでいるようには感じませんが、正確な雨量を計るには雨を邪魔しています。そして余計な水を入れないという点では、陥没した場所に置かないという点があります。これは水が流れ落ちてくる可能性があるからです。また車道や雨どいの近く、屋根の下におくと、車がはねた雨水や屋根伝いの雨が加わってしまい、正しく雨量を計ることができなくなります。

雨量計は使い方だけでなく管理も大切です

雨量計は正しく置く事だけでなく、正しい管理も大切になります。雨量計はセンサーで計るものもありますが、基本は円形のコップに雨水を受けて量を計るものです。これには貯水型と転倒ます型という形があります。自分で雨を排出する機能があるものもありますが、そうでない場合、より小まめに管理する必要があります。雨だけでなく受け口であるコップにゴミが溜まっていれば正確な数値は測定できなくなります。もちろん他の部分に落ち葉やゴミが溜まっても同様です。外に置いて測定するものですので、ゴミやホコリ、落ち葉には常に気を付ける必要があります。さらに虫が入るという事態も報告があります。例えば装置の増したにいるという状態であれば、かわいいものですが、暖かい場所を求めて装置の内部に入り込むこともあるので、小まめに点検することは大切です。

設置した雨量計は、観測をつづけることで活用されます

降雪量を計ることができる雨量計もあります。これは内部にヒーターや薬剤があり、これが雪を溶かして降雪量を計るようになっています。ただ専用の雨量計でなければ、雪を計ることはできませんし、凍ることもあります。また積雪量の多い場所では、雨量計を高い場所に設置する必要があります。雪で機材そのものが埋もれてしまうからです。これは雪国では、色々な機材で考慮されていることが多い話です。そしてせっかく設置した雨量計も、データを見続けなければ、数字の羅列です。このようなデータは観察しつづけることが必要です。また少しでも異常な数値が出た場合、機械の故障をすぐに察知することもできます。もちろん異常な雨量に対して、すぐに対応できるという雨量計本来の使い方もできます。設置するだけでなく、観察することが大切です。